さて、終日SHOPで目の回る一日をすごしていると、休日にはほっとしたくなります。ある一日、アンジュ山岳部?は顧問のO先生と山科から東山越え。花山天文台あたりで見下ろすと、かってはS L写真のポイントとして有名な山科大築堤。この日は朝霧の影響で列車が山科駅まで数珠つなぎ。珍しい光景に出会いました。将軍塚から東山トレイルと名ずけられた小道を下り、粟田口へ。見慣れた三条通りにでると、昔の人々が都へ上がる苦労が体験できた気がしました。ランチのあと、そのまま三条を西へ歩き、烏丸にあるホテル・モントレーでテイータイム。家から歩き通したという達成感は、心地よいものです。母の居る介護施設は、音羽山の麓にあり、日曜日などバスの本数が少ないときには歩いて帰ります。その道すがら農家の「ふり売り」で足をとめて、採れたての野菜を買います。無人で空き缶などのお金入れがおいてあるのみ。でもよく張り紙を見かけるように、売上と数が合わないことが多くて、畑の宅地化もあるけれど、マナーの悪さにやめるところもあるとのこと。残念。いつも、お米を分けていただくKさんでは、年の瀬らしく葉ボタンが並んでいます。時折お花を求めに立ち寄るNさん。この日は小菊を束ねながらのカリン談義。あまり役にたたないカリンだけど、ハチミツに漬けるとのどを痛めたときにいいそうです。やってみよう。よく手入れされたふかふかの畑に「今年もお世話になりました」と、お礼を言って失礼しました。また来年も畑の幸を分けてくださることでしょう。
年末は30日まで、年始は5日から。5月から始めたホームページ、たくさんの方々にアクセスしていただいて心よりお礼申し上げます。上達ぶり?は一目瞭然。文字を打ち、デジカメ写真を取り込むのも楽しみです。これからもどーぞよろしく。では、どうぞ良いお年を!
                            
                                アンジュ 石井麻子
アンジュ30年の12月の中でもダントツに忙しかった日々。クリスマスフェアもにぎわい、アシスタントと毎日頑張るのですが、仕事はいつもエンドレス。おかげで秋からご注文を受けていた「ターシャのベスト」キットは、12月になっても仕上がらず、中旬にやっと。カーデイガンはイブまでには・・・と、まるでどこかの国のサンタクロースのように、トナカイ・いえクロネコ便に間に合わせるファクトリーでした。先日N H K・B Sで「ターシャからの伝言」が放映されて、天に召されたターシャがすごしたコギー・コテージでの情景を編みこんだニットは、より特別なものとなりました。限定ものですが、かぎられた方々とターシャの夢を共有したいと思います。
山科・冬の散歩道

すっかり実の落ちたカリン

ターシャのカーデ・うしろ

東山もみじの小道

山科の農家

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