秋も深まり冬の気配すら感じられる頃となり、アプローチの樹々も紅く色づき、菊の花も咲き始めました。「箱根展」以降、家の外壁を塗りなおす工事に入り、足場を外した次の11月3日に雑誌「いきいき」の取材。クリスマスとお正月のしつらへ・・・ということで走り回り、「わたしの京都」をご案内しました。12月発売の1月号に載ります。それから京都展に向けてラストスパート。いささかヨレヨレになりながらも、12日午後搬入する時にはワクワクしてきたのですから、我ながら立派なものだと思っています。これもみなさまのお陰です。雑巾持参で集まってくれた15人近くが手際良くガラスを磨き、整えてくださいました。翌13日、11時から大ウィンドゥの前で、アンジュのお抱え楽士・淵田先生によるチェロの演奏会。バッハ無伴奏組曲1番アルマンド・グノーのアベマリア・カザルスの鳥の唄・・・、メトロの構内に反響して心なごむひとときとなり、2010年の終幕となる展示会をスタートさせていただきました。

秋のニットアート展12月5日(日)まで 開催中 烏丸御池駅ギャラリー

大ウィンドゥには6枚のニットタペストリーと、京都・東京のアンジュアカデミーに集う仲間たちによる「パリの街のミニクッション」。向かいの半円ケースはパッチワーク教室の作品と、アンジュの作品がディスプレィ。東西にある5つのウィンドウには各クラスから選抜された方々の作品。それぞれタイトルとコメント付き。立ち止まって読んでいただければ幸いです。いつもは静かなコンコースが華やぎ手仕事の美しさ楽しさが伝わってくれることを願っています。ぜひお出かけください。

アンジュを囲む秋の色

パッチワーク教室 作品

チロルのセーターと帽子

フォークロアのカーディガン

ウエディングのセーター

東京クラス全員でモチーフを編みました

左手の紅葉はシデザクラ

右手の実はカリン

壁を伝うアイビー

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