春を探して

つめたい2月が去りました。3月5日、レッスンに上京。青山の裏通りにある洒落たブテイックはイエローの外壁。南がわのウィンドー際には、見上げるように大きいロウバイのような木が黄色い花を満開にしている姿に立ち止まります。あたたかい日ではありましたが、春を実感できる光景でした。レッスンでは、この夏お嫁に行くお嬢さんのいるMさんのために、お色直し用のドレスを飾る「花のモチーフ」作り。さまざまなピンクの細糸で幸せな「花」がいっぱい出来ることでしょう。レッスンのあと、用事があって広尾まで歩きます。途中「Le Vert」という花屋さんでSTOP。白い蕾をたくさんつけたクリスマスローズに引き寄せられゲット。京都まで持って帰るのもいとわないプライスでした。平田アキオ・シャポースタジオの帽子たちをガラス越しに拝見し、堀場坂を登ります。ケヤキ並木沿いにバルコニーや小窓のデザインもおしゃれなガーデンヒルズ。はじめて訪れたけれど、セレブさに圧倒されました。さすが東京です。広場の一角にある「シェ・マツオ」で友人と待ち合わせてデイナー。アウトドアーのテーブル。暮れゆく空に木々の枝がシルエットとなって非日常の至福。この日は東京駅についてから久しぶりに八重洲口に出て、高島屋前の丸善でゆっくり本棚を巡りましたし、レッスンつきの日帰りとは思えぬ充実ぶりでした。

さて、3月2・3・4の3日間、アカデミーとなってから初めての冬糸SALEをしました。同じクラスの方が出会って、仲良く一緒に帰られたり、アンジュで待ち合わせたりと、そろそろ1年経つアカデミーの深まりが見えた日々でもありました。4月からは2年目。「HAKONE 箱根」のタペストリーにも取り掛からねば。
まずは、アプローチにレンガを置いて花壇づくりから・・・。ご近所のお庭へもお邪魔して、咲きはじめた春の花たちにモデルになっていただきました。春をどうぞ。

麻布の花屋さんから持ち帰ったクリスマスローズ

深みのある花壇に

お隣りの花たち

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