さて、花の季節になると奈良のF邸はいそがしくなります。今年は数年ぶりにお邪魔させていただきました。実は、FUKUDAさんはアンジュでタペストリーの「名アシスト」として欠かせぬ存在です。今回は自称「アンジュの応援団長」O先生と伺いました。5月末に完成した「宙の天使たち Ⅳ」と、これまで頭の下がるほど協力していただいたことへの、お礼を兼ねての表敬訪問でもあります。花の季節にタイムリーな奈良行きでした。
「趣味ですから気にしないで・・」と、いたって淡々と気軽に引き受けてくださるので、ずっと甘えてきましたが、今年の秋に27枚のタペストリーを含めた展示会を催すことで、一応大きなタペストリーの制作に区切りをつけるつもりでいます。そのこともあり、これまでの謝意を込めてO先生に同行を願い、F邸近くのイタリアンでランチ。いつも温かく、アンジュの仕事を家事とともにされる奥さまに理解あるご主人も加わってくださり、O先生とご夫妻は以前箱根でご一緒したこともあり、楽しい時間を過ごさせていただきました。

Fさんは何でも出来る方で、理系女でありながら手仕事全般はもとより、早朝からの水やり、花殻採取、冬場にトゲのある枝の誘引など、お庭の植栽に対する情熱や知識も半端ではありません。
5月の一か月は数十種のバラとクレマチスなどが見事!そのお庭の花たちを、ご了承いただいて公開させていただきます。種類によっては咲き時も違うので、もう終わったものもあれば、丁度花盛りもあり、その年の気候にも左右されます。しかしいかなる天候であっても、毎年のように訪れる人々は、Fさんご夫妻の園芸を愛するお人柄に惚れこんで、ついつい長居をしてしまうようです。
先月末、連絡ごとがあったとき、「ようやく花祭りが終わりました」と、ほっとされた様子。実際それほどに見事で価値のあるお庭ですから、エネルギーもかなり消耗されたことと思いながら拍手です。

F邸の花図鑑の極々一部ですが、どうぞご鑑賞ください。

F’S GARDEN

バラ ローブリッター

南からゆっさりとした風の吹く季節となりました。寒いころには想像も出来なかったほど庭の木々も繁り、今週初めに二日間ほど植木屋さんに手入れをしてもらったら、切り取った枝や葉が山をなす様子に呆れるくらい・・。春先から毎日、目に見えぬスピードで、いつの間にかジャングルに成長していたのでしょう。そういえば片隅でほうって置かれた鉢に花が咲き、あまりの見事さにテラスの前に出したり、玄関の近くまで移動させたり、急に晴れ舞台に立たされた日蔭の鉢たちも、さぞ面食らったことと思います。

フィレンツエへの旅も近づき、ワクワクしてきましたけれど、その前に片付けなければならないことも多く大変。次回は旅の様子をお伝えしたいと考えています。梅雨入りしました。お元気で。   2015・6・4  asako

あるコーナーは
クレマチスとデルフィニュームなどの
ブルーガーデン

アナベル(あじさい)とクレマチス

クレマチスの影にも見とれ・・

これはアンジュの門扉に置いたペチニア

けむり草(スモークツリー)

ヤマアジサイ

クレマチス ペパーミント

ヤマアジサイ

F邸のアプローチにはロベリアが見事!

バラ メイ(芽衣

窓辺から・・

垣根のレッドカスケード

キスッス・キプリウス

イングリッシュローズ
ヘリテイジ

八重バイカウツギ

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クレマチス・マツリダイコ

サラバンド