姫リンゴをついばむ・・

11日には伊丹のホールで「チェコの少女合唱団による「クリスマスコンサート」。S夫妻に誘われて数年ぶりに伊丹へ。震災後復興していく市街地は、駅前の城址も公園になり、酒蔵が点在する落ち着いた風情で好きなところです。
30人のティーンエージャーの少女たちは、プラハ郊外の街で寄宿舎生活をしながら各地のコンサートで優勝の実績とのこと。500人の生徒の中から選抜された歌声は素晴らしいものでした。指揮者は教育者であるらしく、とても魅了される演出と歌声、ダンスや小芝居もあり、ラストにひなげしの一輪を持っての「花は咲く」は日本語で歌われ、涙がこぼれそうになるほど感動しました。

この秋はいそがしさにかまけて11月中に窓ガラスなどのお掃除が出来ずにいましたが、18日の日曜日と21日の休日に風が無く穏やかであったことから仕事が進みました。窓枠などは普段の掃除では手が届かぬものですけれど、年末という年の瀬感に突き動かされて、ふきあげれば心身爽快!だれも気付かぬ場所ながら綺麗になったと自己満足に浸れます。
植木屋さんも一年最後の手入れに来られ、アプローチに伸びた栴檀の枝をバサッと刈りあげてくれました。
いただいた巨大なクリスマスリースに添えられていた姫リンゴは、庭の木々に突き刺して、メジロなど小鳥たちへのプレゼントと思ったのに、早速やってきたのはヒ・ヨ・ド・リ!

22日は友人と忘年会。雨の四条河原町から宮川町へ。祇園とは趣の異なる風情、喧騒とはかけ離れた世界です。あれこれ思案して選んだお店は大当たり!!京都で美味しい鮮度の高いお魚をリーズナブルにいただけるなんて、最高ではありませんか。いつもお店のチョイスに定評がありましたが、この夜も花丸を頂戴したのです。
さてクリスマスから大晦日まで2016年も駆け足で終幕を迎えます。毎年のことなれど、新しい年の幸が屈折せぬよう祈ります。皆さまどうぞお元気で良いお年を。

  2016/12/23  asako

山科・洛東迎賓館

晩秋から初冬の日々

チェコの少女たち

あっという間の月日が過ぎ去り、今年も暮れてゆきます。なんとも慌ただしく揺れた一年でした。何もかも永遠ではないと思い知らされる事柄に満ち溢れ、事の重大さを更新する日々でもありました。
アンジュの皆さんは暑い夏も元気に乗り越え、レッスンに通ってくださって、11月29日(火)には「ファッションショーとランチの会」を催し、日ごろの成果から学ぶひと時を過ごすことが出来ました。
アンジュからも遠くない「洛東迎賓館」は、小学校のPTAでご一緒していた方のお屋敷で、有形文化財にも指定されている由緒ある邸宅です。数年前にパーティーなどが開かれる会場となり、レストランも兼ねていて予約のみですが、この日は貸切で、60数名が名残の紅葉に見守られながら自作を着てまとい、グループごとに会場を巡りました。また、京都クラスには80代の方が10名いらして(うち2名は欠席)、その好奇心や体力、気力を讃え、敬愛を込めて「プチ表彰式」。遠方から大きなBAGを抱えて通われることには、本当に心から敬服しています。
日頃はクラスが異なって見たことの無い作品に触れ、会員同士の絆も深め、今後への夢を膨らませる機会にもなりました。

翌日は休日で、大仕事を終えたあとの気分転換に西を目指します。生徒の一人Kさんのご主人は、過去2回、南極越冬隊に参加された料理人。現在は桂坂にある「日文研」の館内にある『赤おに』というレストランのオーナーシェフです。
フアッションショーの数日前に新聞に取材されていて、京大の教授のご推薦が「海老フライランチ」! 美味しそうです。ならば行かねば・・。阪急「桂」駅からバスに乗って、西6番という市バスに初乗車。京大桂キャンパスのある広大な高台を登り、いよいよ高級住宅地として名高い「桂坂」。確かに一軒の敷地が広く、市内では見かけない豪邸街が広がっています。「桂坂小学校前」で下車してまだ山手にある「京文研」を目指すと『赤おに』発見。施設の西端にある気軽なレストランらしく、地元の方々が常連さんのよう。迷わず「海老フライ」を注文。
係りの方に声を掛けていたので、手のあいたところでKシェフが来てくださいました。旧知の間柄ですが久しぶり!アツアツの大きな海老フライ3尾に大満足いていたら、見送ってくださりながら、「図書館に行かれたことありますか?」」と、ランチタイムも終わり掛けていたところで、案内をしてくださいました。
円形で二階建ての吹き抜け、丸天井にステンドグラス!ヨーロッパによくある図書館の雰囲気で「日本文化」に関する書籍の宝庫らしく素敵です。高台ですから西に連なる山々を借景に住宅街を見下ろすような光景にも非日常を感じました。「私のオアシス」がまた一つ増えたのです。おいそがしいのに見えなくなるまで見送っていただいて恐縮でしたが、その後豪邸街をバス二駅ぶんぐらい歩き下り、晩秋の陽だまりと黄葉の並木道に見とれながら、前日までの忙しさが消えてゆきました。
下りきったバス停前には、木箱を並べこの地区特産の「大枝柿」を売る人がいて、荷物にならぬほどの採れたてをゲット!その後洛西にある「竹の郷温泉」でくつろぎ良き休日でした。

大広間で集います

12月14日
恒例の義士行列

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     ☆春のツアー ご案内

来春3月25日(土)から31日(金)まで広島の
ギャラリー瓢箪堂さんで田部さんとのふたり展を開催。

26・27・28日の2泊3日で、展示会と広島見学
そして松江の足立美術館を訪ねる旅を企画しています。
新大阪集合・解散 東京グループは帰路出雲空港から
羽田へ帰ります。

ただ今参加者募集中
お問い合わせ、お申込みはアンジュまでどうぞ
(年内は24日で終了、年始は1月10日より)

北東のお庭

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吉田首相時代に国務大臣を務めた大野木秀次郎邸

桂坂・生垣のピラカンサ

水玉柄のベストを着てごあいさつ