2020年

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この冬は雪が降りません。琵琶湖から水をいただく滋賀県民はもとより、京都・大阪府民は夏の渇水に危惧を抱きます。例年なら比叡山から北へつづく比良山系は真っ白に雪をまとっているはずなのに、ご覧のとおりの有様でした。雪解け水は山肌を下りながら滋養を含んだ山の水を湖に流し込み、冷たく重い水は湖底近くまで潜ってから伏流し、まるで洗濯機のように巨大な湖を攪拌し、有害なバクテリアなどの発生を静めてきました。
しかし、近年は温暖化も相まって湖水の温度は上昇傾向にあり、そこへ雪解け水が無ければ、どれだけ悲惨な状態であるかと、素人の目にも明らかなのです。
湖魚や淡水パールなどの生育にも影響は大ですし、飲み水の確保も危ぶまれる状況は避けたい事案でもあります。ですから交通などへの影響も懸念される雪を心待ちしてしまうのです。これは琵琶湖に限らず、全国各地でも同じ思いではないでしょうか。雪国といわれる北日本の各地でも雪不足で、自然の冷蔵庫であった雪室がかなわず、電気で冷蔵するお米の貯蔵庫についてTVで見ましたが、自然の恩恵を得られないと、電気代という思わぬ経費がお米代に反映されるそうです。野菜・果物もしかり、海へ流れる滋味あふれる川水の恩恵は魚たちにも影響を与え、漁獲量にも比例するものですから、自然の摂理とは何ものにも代えがたいということでしょう。
地球規模の気候変動が鎮まるよう、グレタさんの指摘に耳を傾けながら、地球を形成する全ての大人たちも解決策を早急に模索する時ではないかと思う日々です。

真ん中の大きなものはパリにあるウズベキスタンの店で求めました。レインボーカラーのフリンジが美しい。

フリンジの右下にある赤白二色のものはネパール製。大阪のデパートでクリスマスの催事どきに購入。

その左下のレースのものは、昨年旅したアンボワーズの雑貨屋で。

左上のグレーと赤のものは、スエーデンのダーラナ地方にある手芸学校で。ちいさな木製の💛も同じ。

白い家の窓はハートが描かれています。

新しい年も一か月を数えようとしています。穏やかな一年を願ったところなのに、早くもコロナウイルスが発生したり、時ならぬ春の嵐に見舞われたりと、前途多難なスタートとなりました。でも暗いNEWSばかりに引きずられないよう、この一年の目標を定めて歩き出す時でもあります。

私は晩秋には京都で大きな展示会を予定していますし、その前に新刊の出版も予定しています。超多忙な年となりますが、健康に留意しながらイメージした事柄に向かって歩いていくばかりです。

新年のご挨拶もまだでしたね、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

「京の旅 レンタル着物に 黒マスク」  と川柳のひとつも詠みたくなる昨今、感染が心配ですね。
充分に気をつけて過ごしましょう。次回は3月も半ば以降となりそうです。お元気で。asako  

2020・1・29

かわいいハートのコレクション

1月6日 琵琶湖岸、守山の菜の花畑から比良山系を望む

いつの間にか集まったハートたち、旅先で求めたものやアパレルショップの片隅で見つけた
ものなど。〇でも△でもないその形に惹かれてコレクション。ほとんどにポプリが入っているのです。

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