梅雨の晴れ間の
アンジュ・ガーデンにて

京都市役所・寺町ガーデンの
夏椿(沙羅双樹)

梅雨・2021


さて、雨の中で咲く紫陽花は美しい!先日、小雨降る中、寺町のボタン屋さんへ出かけたついでに岡崎の「泉屋博古館・せんおくはっこかん」へ足を伸ばしました。特別展『ゆかた 浴衣 YUKATA』が開かれていて興味があり招待券もいただいたのでラッキー!
永観堂の北、丸太町通りを東へ突き当る鹿ケ谷(ししがたに)通りの角にあるミュージアムは、深い森に囲まれていつもひっそり。元住友邸跡であり、東山を間近に仰ぐ借景も心落ち着きます。今回の「ゆかた展」は7月19日まで開かれていて、前期と後期に分かれ展示されています。
私の出かけた前期では藍染をテーマに江戸時代から昭和初期の人間国宝による技まで興味深いものがありました。浮世絵にも描かれた遊女たちのお風呂屋さんでの姿など、爽やかな木綿地が汗取り素材として用いられていた様子もあり、高級であった藍染木綿が庶民にも行き渡り、柄も豊富に細かくなり、伊勢型紙の連続柄など歴史も共に見入りました。
29日からは後期が始まり、「白木綿地魚介模様浴衣」や「白紅梅織地朝顔葉模様浴衣」など染め色のモダンなものも展示されるようです。行きにくい場所にあることから密にならずに鑑賞できるかとお勧めいたします。

今年も祇園祭は神事のみで巡行は実施されません。幾つかの山や鉾は建てられるようですから、お囃子を聴きながら「ちまき」をいただきに行こうかと思っているけれど、「観覧はお控えください」とのお達しも出ています。昨年のように鉾町に住む知人に頼むのが良いのかもしれません。

ではまだ暑さはこれからです、どうぞお元気でお過ごしください。

asako 2021・6・29

雨の少ない梅雨だと思っていたのに、今年は後半から良く降るようになりました。夏の渇水は免れても豪雨などが発生しないようにと、降っても晴れても心配なところですね。

まだ小ぶりのアナベル

今年は10房も咲いた柏葉アジサイ
スモークツリーとコラボしています
とうとういつの間にか、なし崩しに五輪へと駒を進められて、せめてTVを観ないことでスポンサーに対抗しようと思っていたのに、「男子100m走」は思わず観てしまいました。以前からマラソンなどドラマチックな競技が好きでしたから、抗えないものがあり複雑です。感染者が増えないことを願うしかありません。

東山を望む
泉屋博古館の中庭

ジャカランダの大らかな葉型

初めて実のなったイチジク
撮影していて見つけ感激!

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