初日は東広島から月一回レッスンに通ってくださるFさんが、これも旧知のMさんといらして、Fさんは1点、Mさんは4点も!選ばれました。待ちかねていてくださったようで嬉しいことです。また、かって北九州からレッスンに通われていたIさんと、そのご友人の大阪のNさんが、広島駅で落ち合って来られたり、いつも私の展示会を追っかけてくださる大阪のNさんとご友人も、広島まで来ていただけました。
二日目は三原市在住、旧知のOさんが来てくださり2点のお持ち帰り。そしてかって東京クラスに通ってくれていたSさんが思いがけなくご来場!Oさんと一緒にお茶のひと時を楽しまれ、お二人で広島駅までタクシーを呼ばれて帰られました。
里子さんは搬入時テーブルに並べ始めた作品の中から「チロルのセーター」をチョイスされて、初日以来ずっとお洒落に着こなしてくださいましたし、今回アシストしてくれたマリさんも、黒地の「天使たちのセーター」を気に入って、赤いシールを付けられました。とにかく予想以上に売れたこと、そして娘の作品も多くの方々に見ていただけて、おひとりで二点ご購入決定!という喜びもありました。里子さんはさすがにインスタグラムを駆使されて、さっそくギャラリーの情景を発信してくださいました。「買えないけど着てみたい!」というお二人に「どうぞ!」とお勧めしたら、まるでモデルさんのようにスマホに収まって、多くの方々に見ていただけたようです。


長年、箱根の「やまぼうし」や熊本の「島田美術館」など弥次喜多のように一緒にギャラリー展を催していたアクセサリー作家の田部さんは、広島のご出身。「瓢箪堂」さんも彼女のご縁で伺いはじめたのです。二年前の夏、東京で淋しく亡くなられ、広島のご友人たちも、この間みなさん優しかった田部さんを想う日々でした。今回の展示会を知り、早速地元の「中国新聞」に紹介くださった、タウン誌「「ひろしま」の編集長Tさんは、私の展示会に合わせてご友人たちと「田部さんを偲ぶ会をしましょう」と誘ってくださり、初日の夕刻、旧知のYさんと「瓢箪堂」に来られ、展示を見てくださってから、広島市内まで娘もホテルまで送ってくださり、私たちはあとお二人の待つお洒落な隠れ家レストランへ。初めてのお二人も田部さんと女学校時代からのご友人とのことで、すぐにうちとけ、田部さんのご縁で結ばれた温かく美味しい会となりました。
Tさんは展示会後、娘の作品をタウン誌で紹介してくれると嬉しいご提案をしてくださいました。娘にとってプロの方たちに見守られている良い機会となったようです。

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奥の部屋に細長の額絵を展示

広島・展示会日和

ガラス越しに黒板ばりの小屋。
ランチやお茶のひとときを過ごしました。

秋晴れの広島、10月26日(水)11時、「母娘でアート展」がスタート!
広島郊外の高台にある瓢箪堂ギャラリーは、遠方にありながらファンも多く、あちこちからお客さまがご来場です。
前日、広島入りした娘と私は、アストラムラインに乗って「長楽寺」で下車し、お迎えの車で5年ぶりのギャラリーに到着。娘は初めての訪問です。今回はご病気で療養中のオーナーさんに代って、お嫁さんの里子さんが担当してくださいます。パリで学ばれたお料理の腕も確かで、オリジナルのフルーツケーキなど、それがお目当ての方もいるほど。私たちも搬入を終えて、紅葉し始めたお庭の樹々を眺めながら、美味しいティータイムを過ごさせていただきました。
その搬入時に旧知のKさん(広島在住)が綺麗なお花を抱えて車で来られ、飾ったばかりの作品の中から二点も選ばれお取り置き。後日引き取りにいらしていただけるようです。再会もお買い上げも嬉しいひとときとなりました。

ガーデンの池にもモミジが・・・

このたびは遠方にもかかわらず、糸メーカーのハマナカさん、そしてパピーさんと大阪のマスザキヤさんも地元の手芸品メーカーの方とご来場いただけて、業界の方々に見ていただけることは望外の喜びです。
夏からの準備や搬入を考え、二日目で早退させていただきましたが、その後も東京クラスに通われる栃木のAさんが来られたり、一つのアクションに反応していただける方の多いことに感動です。
私のスケジュールに合わせて27日に大阪から来てくれた親友のKさんは、DMの「家と木とモチーフのカーディガン」と、「夜の街のセーター」の二点をゲット!いつもいつもありがたい!
最終日まで居てくれる娘と、スタッフの皆さんにその後数日の販売と搬出を託して「瓢箪堂」さんにお別れし、Kさんと広島駅へ。駅隣のシェラトンHで早めのディナーをしましたが、このたびは「全国旅行支援」で滞在のホテル代も40%引きで、おまけにクーポンまでついていたので、このディナーに使わせてもらいましたら、またまたおまけにシニア料金まで加算されて、まったくリーズナブルな夕食となり、Kさんも喜んでくれました。
その後、戻ってきた荷物の整理をし、11月初めにはレッスンで東京一泊。少し疲れが出てしまい、なかなかブログにまでたどり着けず、広島展のご報告が遅くなりました。
会期中は全日にわたって小春日和でした。私の帰洛後、「瓢箪堂」さんへお出かけいただいた方々には、お目に掛かれず残念でしたが、お買い上げにも心よりお礼を申し上げます。

今年は夏から冬へ直行かと危ぶんでいましたが、思いのほか秋晴れの日がつづいて幸いです。そろそろ冬型の天気図となりそうですが、皆さまどうぞお元気でお過ごしください。

2022・11・12  asako

高台にある瓢箪堂さん。
見晴らしの良いガーデンにも秋の気配

中央のテーブルには
紙刺繍の作品二点