後ろ身頃

後ろ身頃

もう一枚の
ベスト


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佐竹ご夫妻と前原さん

新年おめでとうございます。ウクライナでの戦争がつづく中、手放しで新春を喜ぶことができませんけれど、ひとつの節目として祝いたい三が日でした。
日本の冬は、本州の中ほどに背骨のようにつづく山並みのおかげで、日本海側と太平洋側での陽ざしのあるなしが、ひときわ顕著になる季節です。TVで雪の中を走る列車の旅を羨望の眼差しで見ています。でもそこで暮らす方々のご苦労は、屋根の雪おろしなど計り知れないものがあることでしょう。
今日は「小寒」、これから「立春」までが一番冷え込むとのこと。歳を重ねたことからか昨年より、着衣が+一枚、暖房の時間も長引いて昨秋来、節電の警告はどこへ消えたかと不思議です。京都議定書違反と、諸外国から原発再稼働奨励にきびしい意見も聞かれます。将来的に「どうする日本!」と真剣に取り組む姿勢を政府は示してもらいたいと、年初から願わなければならないことが残念!
さて2023年、皆さまはいかがお過ごしの予定ですか。健康には筋肉の強化と聞きます。知らないうちに衰えていく筋肉を意識して元気に暮らしてまいりましょう!

ちなみに年賀状に用いた写真のベストは、昨年12月にアンジュで催した「雪とSL写真展」の折に制作した二点のうちのひとつです。SL写真のレジェンドと呼ばれるご近所の佐竹保雄さんを崇拝される鉄ちゃん議員、前原誠司氏も来られ、写真パネルを選ばれ、このベストを試着されてそのまま帰られました。11月末に完成し一応撮影をと、「梅小路蒸気機関車館」で撮っておいて良かった!アンジュでの滞在時間が最短のニット作品となりました。

そしてなんと元旦に東京クラスのKさんからメールがあり、「早々に申し訳ありません。年賀状のベストが編みたいので、キットがあればお願いします」とのこと。また佐竹夫妻の「自分史」も読みたくてあちこち問い合わせたり、検索された方々からのご連絡もありました。(市販はされてなく、あしからず)
これまで年賀状でこれほどの反応はありません。雪景色の中の力強いSLに、皆さん心を動かされたようです。アンジュは今年も編みたい着たいニットのデザインに励みます。11月半ばには「京都文化博物館」においてニットアート展を開催の予定です。またご案内させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

寒さきびしき日々をお元気で!   asako 2023・1・6

新春