30周年の催しがはじまりました。16,17日と2日間、異例のお休みをいただいたのに、あと1日あれば完璧・・・と思うほど混乱のなかでスタート。10時おきゃくさまがこられます。お目当ての冬糸や、セーターなどのｾｰﾙに加えて、今回は思い出のあれこれも”蚤の市”となずけて総動員。大きなニットの額絵があっというまに売れてびっくり。大阪や神戸などいつもは電話でご注文の方々も、ラストということで出かけてくださっています。久しぶりのご対面。みなさんやはりアンジュのことを気にかけてくださっているのですね。ラストレターは描き終えて感無量でしたが一つの区切りをつけて新たな出発となるのですから、すこし複雑です。ともあれ、午前中の第一ラウンドは嵐のように終了。1時間の昼休みのあと午後の第二ラウンド開始。あたたかくて店のドアーと南のガラス戸も開けました。陽気と熱気のすごさ。2時すぎ、横浜から手芸作家の佐田さんがこられました。前もって午後の到着を伺ってはいましたが、美しい自作の花束を抱えての登場は嬉しいものです。およそ28年まえ神戸のギャラリーで見かけたお人形が取り持ってくれたご縁です。上品で優雅な佐田さんの作られるかわいい小ものたちは、アンジュのフェアのたびに参加してくださって皆勤賞。アンジュの店づくりに一役も二役も・・・。折々耳をかたむけてくれて、揺れる心も支えてくださいました。「まだまだずっとお友だちよね」帰り際にそう言ってくれてエンドレスなフレンドシップを再確認。佐田さんもぶれないかたです。

安江先生のハンドメイドバックも大人気。開始30分もたたないうちに完売。そのあと大阪から来られたKさん「やっぱりお電話すればよかった」と残念そう。ほんとうに見ているだけで幸せになれそうなバックたち。5月からのアカデミーでもパッチワーク教室は継続です。ぜひご参加ください。

春のニットもすべりこみセーフで勢ぞろい。天使とクリスマスローズ”は初日の朝にニッターさんから届きあたふたとボタンをつけました。でもやはり一番人気。忙しい中、がんばってデザインを起こしてよかった。ほかの作品もどれもみな編みたい！との声。キットのご注文チェックがいそがしいのは大歓迎です。30年の集大成のようなもの、終わりよければ全てよし、でしょうか？

とにかく第一報をお届けします。オリジナルカードも大セール。12色キットやMIXキットもまだそろっています。どうぞお早目にお出かけください。