有史以来の「豪雪」を聞くと、地球の異常さを痛感します。寒い二月でした。京都も二、三日雪が舞う日もありましたが、庭の寒椿にやってくるメジロが紅い花にぶら下がり、まるでアクロバットのような体勢で蜜を吸うさまは微笑ましくて春の訪れを感じています。先日、東京のレッスンに行くとき、京都駅のコンコースで一枚のポスターが目にとまりました。「京の冬の旅」というJRのものです。何故「あらっ」と思ったかと言うと、小ぶりの石を配した庭に見憶えがあったからです。友人のO先生は「京都検定1級」の資格を持つ元社会科教師。近年はその力を発揮してガイドのアルバイトをしています。今年の冬の非公開寺院を公開する中で妙心寺・東海庵が担当です。「姉妹都市を編む」展示会の開会式で司会を務めてくれることになり、打ち合わせがてら訪ねました。常には公開されていないのですから、もちろん初めてのお庭です。南側には100坪の何もない白砂利だけの「禅の庭」。これも初見の感動がありましたが、O先生がその日受け持っていたのは、中庭の「7坪の庭」。静謐で不思議な空間でした。JRはその「お庭」をポスターにしていたのです。たまたまご縁があって訪れたからこそ、一枚の写真の場所も特定できたわけです。知るってこういうことなのだ、歩かなければ出逢えないものがある、と合点した次第です。
京都・花園・妙心寺塔頭 東海庵
クロスステッチの本
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パリのスケッチ集
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O先生
「姉妹都市6/9を編む」展を終えました。
新聞各紙に取り上げられて、たくさんの方が
寒い中を観に来てくださいました。ありがたく
お礼申し上げます。小さな店「アンジュ」の時代を
知っている方も多く、懐かしいことでした。
あと3枚、応援団も結成されたので頑張らなければ・・。
みなさまの温かいご声援が何よりのエネルギーです。
今後ともどうぞよろしく。
2013・2・26 asako
アカデミー代表
大浦さん
隅井先生
柴田館長
石井
開会式にて
淵田先生が演奏されたのは
「モルダウ」と「花は咲く」。
京都・蹴上
国際交流会館