新しい年のひと月目も最後のWeekとなってしまいました。今年はまず3月に「花と天使の額絵展」を催すために、年初から時間があると絵を描いていました。ようやくDM用の絵が描けたので、ごぶさたしていたご挨拶をいたします。今年もどうぞよろしく。

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新学期も始まり「とにかく健康に気をつけてすごしましょう」と、そればかり繰り返しています。また、年々エネルギーの低下を実感する歳となり、達成感がなかなか味わえないけれど、7,8割出来たら「良くやった」と自分をほめてストレスとしないこと。その為には目標を上に置いて決して下へ下へと目線を下げないことが肝心だと、各クラスごとに毎回語りながら自分への励みとしています。さて、18日には毎年の恒例である聖護院の山伏さんたちが寒行に来てくれて、ほら貝を吹き鳴らしながらアトリエで経文を唱え、ありとあらゆる災事への厄除けを祈念し、終わりには背中に大きな数珠でぐりぐりと今年も邪気を祓ってもらえました。ありがたいことです。
ところでこのたびシリア難民への防寒衣料を無料で運んでくれる船が見つかったという友人からの情報に、ずっと眠っていたコートやジャケットなどを梱包して送りました。東京のクエート大使館内、シリア難民支援担当宛てですが約束ごとがあるので、送られる方はサイトなどで確認していただければと思います。日本の各地、とりわけ福島や沖縄でのできごとにはもちろん、世界各地でのできごとにも他人ごとと思わずに過ごさなければ。願ってもいないのに戦火に囲まれたひとびとには寄り添っている気もちだけでも届けられれば幸いなことです。先日、以前訪れたキエフで京都との友好40周年を祝う宴が催された美しい市庁舎が、ロシア寄りの政府派と反政府派の対立から市街戦となり、あの宮殿のような広間は野戦基地となって、壁は剥がされ石つぶてとされていると聴きました。争いは歴史ある文化遺産も破壊してしまう虚しいものですね。たった3年前、ゆったりと幅ひろい市庁舎前の大通りには確かに両陣営の囲いがあり、旗がたなびきアジ演説合戦がやかましかったのですが、それでものどかな光景に見えていたのに残念なことです。地球のどこもが穏やかであることを心から願います。寒くつめたい毎日です。風邪など引かずに過ごしましょう。お元気で。   2014・1・27  asako

☆パリのアパルトマン  アンジュにて

冬の天使たち  ボタンの店エクラン(寺町二条)にて

「花と天使の額絵展」 3月11日より
京都・中京 ギャラリー 森の小枝にて
詳細はまた後日

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年あけに思うこと