春が来た

3月11日からスタートした「花と天使の額絵展」は30日(最終日は5時まで)で3週間の会期を終えます。大小合わせて約30点の絵は、カフェギャラリー「森の小枝」に飾られてとても幸せそうです。気に入ってくださった方々のお宅でも、何かほんわかとした雰囲気を醸し出すインテリアとして、どの絵も喜ばれることを願っています。レッスンもありほんの数日しか在廊できませんでしたが、明るく天井の高い白壁の空間は、本当に得難いものでした。平日のみのランチも美味しく、オリジナルのケーキも、生クリームのほとんど無いいちごパフェもテイータイムに何度も味わわせていただきました。オーナーシェフのこだわりを素材集めから知ったら、余計に美味しさが倍増するのです。会期が終わっても、お近くに出かけられたら寄り道をしてみてください。

木陰にて

パーティードレスの天使

岬にて

街角のフラワーガーデン

3月24日月曜日、ギャラリーもレッスンもお休みの日に、神戸の「深江」というところにある「東洋ナッツ」の工場でアーモンドの花が咲いたというニュースに、奈良のFさんと待ち合わせをして出かけました。ことの発端は昨年アムステルダムのゴッホミュージアムで観た「アーモンドの花」。印象的な青い空を背景に桜よりもやや白い花が咲き誇っている、それだけの絵でしたが、力強いタッチが心に残っていました。ショップで求めたペーパーナプキンをティータイムに出して、そのお話をすると「先生、神戸でアーモンドの花を見られますよ」と教えてくれる生徒がいて、半年後の実現へと続いたわけです。レッスンではみなさんと政情やら何やらあらゆることを話題にして、さまざまなことを共有しますが、役に立つ情報が多くありがたいことです。
大阪から阪神電車で芦屋のひとつ神戸寄りの「深江」で下車、国道43号線を越えてまっすぐ港のある方へと歩きます。工場地帯で何もない所なのに、矢印に沿って曲がる角で思いがけないお花畑に遭遇。誰かが撒いた花の種が育ってみごとな花盛りです。そこから更にもう頭上に湾岸線を仰ぎ見るあたりまで歩いて、ようやく華やいだ一角にたどり着きました。アーモンドを炒る香りが立ち込める工場の前庭に1970年代に植えられたアーモンドが数本植わっていて、静かなお花見です。でも桜とは異なる鋭角的な枝ぶりと白っぽい花は、今まで見たことがありません。ちょうど青空でしたから、ゴッホが描いた空の色にも似ていました。即席テントが設けられ、売店の一隅にアーモンドの種が袋入りで箱に詰められていたので、頂いてきました。花好きの方たちに分けたいと思っています。
ランチは「芦屋」まで出て「竹園」の桜御膳。春らしい一日となりました。

2014・3・29 asako

花のスペシャリストFさんから
教えてもらった花の名前
デモルフォセカ・ネモフィラ・矢車草・
姫キンギョソウなど・・

カフェギャラリー
「森の小枝」

花を届けに

窓辺の情景

スィトピーに囲まれて

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アーモンド