6月9日
続く
asako2015.6.28
日系の子どもたち
前回は塔にも上りました。
ヴェッキオ宮殿
初夏の旅 Ⅰ
京響のクヮルテット
アムステルダムからフィレンツェ
パーテイーボート ≪H≫
アイネクライネ・ナハトムジークなどを演奏
世界最古 サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局
下の運河に面した
アンネの家
9日(火)は今回のメインである京都市とフィレンツェ市の「姉妹都市提携50周年記念」行事に参加すること。9:30ロビーに集まり徒歩で会場のベッキオ宮殿へ向かいます。駅前のサンタ・マリア・ノベッラ教会は観る時間が無いけれど、近くにある世界最古の薬局へ寄り道します。その名もS・M・NOVELLA薬局。石造りの古色蒼然とした建物の奥まったところに円形のロビーがあり、まるで教会のようなドームが装飾されシャンデリアも下がっています。幾つかの部屋に分かれていて、オーデコロンやパヒュームのコーナー、歯磨き・口臭予防薬など、全てが自然なハーブで作られているとのこと。メデイチ家も薬屋さんでしたね。大急ぎでお買い物タイム。ベッキオ宮まで近いとはいえ、まだ距離があります。斜めに近道をしていると、さすがにイタリア。フェラガモ・グッチ・ブルガリ などのブランド街に遭遇。ブランドものに興味(購買)がないので、通りかからなければお目に掛かることもないのです。横丁に入り街の雰囲気が身近に感じられる小道を急いで、ウフィツィ美術館に行き当たり、その左手にベッキオ宮殿。10:30開始とのことで丁度「500人の広間」で式が始まるようです。滑り込みセーフ。
≪H≫
芸姑さんの舞
ここで約半年かけてようやく読み終えた若桑みどりさんの「フィレツェ」ー文春文庫ーによれば、かってサボナローラが大人数の議会を招集するために1496年から97年に作らせた空間とか。その後ナポリから嫁いできたエレオノーラにとってパラッツイォ・メディチは手狭だったので、1540年にパラッツイォ・ヴェッキォへ改修移住し、その後ピッティ宮へ・・というドラマがどこまでも追いかけて来ます。
本当はミケランジェロとダビンチが描くはずだった四方の大壁面はヴァザーリが助手を使ってフイレンツエとシエナの戦いやピサとの大戦闘場面を仕上げたそうです。天井画はコジモ1世礼賛図であり、全体としてトスカーナ公国の繁栄を示す歴史が取り囲む広間なのです。
そのような大広間で繰り広げられたのは、京響のクヮルテットによる演奏、笹岡未生流・若宗匠とその社中による活け花・日系の子どもたち「トスカーナ児童合唱団」の可愛い歌。京都宮川町の芸姑さん、舞姑さんによる踊り、女性合唱団による日本の童謡などのコーラスと盛りだくさん。そして厳かな調印式でした。もう12時に近く、ここでいったん解散。
6月8日(月) 8:25 関空集合。いよいよアンジュ・ツアー開始です。チェックインを終えて、それぞれ所用をこなし
10:25KLー868便はテイクオフ。およそ11時間の飛行のあと乗継のためアムステルダムにランディング。
現地時間15;10
揺れ動く藻が透けて見えるほどの川
3枚とも≪H≫
風車小屋前の池にはアオサギとカモがいて、中央の柱の上にはコウノトリ。
草を食む羊たち。右手の小屋にはバッファロー。夢のような光景でした。
≪H≫はアシスタント撮影によります。