爛漫の春
傍花閣
雪やなぎと桜
原谷苑
洛北にあるさくら苑
桜の時期は有料
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1月にパリで会って来たカトリーヌさんからメール。
エルメスが新刊とコラボ!やったねカトリーヌ!
好奇心と探求心と実行力に敬服しています。
枳殻邸
とりわけ厳しかった冬が去ったと思ったとたん夏日がつづくなど、季節も異常気象の変わり目にあい、驚いた花たちが一斉に咲き始めました。あちこちからの桜情報に浮足立つ日々。今年は念願だった桜の名所に出かけることが出来て大満足。先ずは「背割り堤」。
京都の南、石清水八幡宮のひざ元を流れる木津川と、琵琶湖から南郷の洗堰(あらいぜき)や天ヶ瀬ダムを経て来た宇治川との合流点に中州があり、その1.5kmが約250本のソメイヨシノで埋め尽くされる桜並木は絶景!毎年、新聞各紙がヘリコプターや近年はドローンで空撮をしてくれるので、春ならではの光景は瞼に刷り込まれているほど。京阪・八幡市駅から歩いて15分ほどの広々とした田園風景の中に、昨年見晴らし台も完成し、花どきの賑わいは必至です。
今年こそ行って観ようと思っていると、3月27日(火)にチャンスが訪れました。アシスタントを迎えにご主人が休日とのことで来られます。そこで、そろそろ満開!行こう!となって夕日に向かい、東インターから名神を西へ、大山崎のジャンクションを目指します。夕刻ということもあり、ウィークデーだから混んでいない・・・と思ったのは情報不足で、見晴らし台は4時半までで終了!10分遅かったのです。残念!しかし木津川橋から眺める桜堤の重量感は夢に描いていたとおり。桜のトンネルのような堤も歩きます。河川敷の草が萌え、柳の枝にも新芽がつき始めて春色です。
もう5時、駐車場のクローズを告げるアナウンスがあり、そぞろ歩いていた人々が帰り支度を始めます。西の山並みに夕日が沈み込むのもあと少し。朧な春の夕景に心を預けて見とれました。
さて、ホソカワ夫妻はここからハプニングで洛西を目指します。私の一週間遅れのバースデープレゼントで桂坂にある「赤おに」へ連れて行ってくれるとか。幾つになっても何度でもお祝いは嬉しいものです。再びグルグル回るジャンクションから今度は京都縦貫道へ入り、山あいを縫いながら「大原野」で降ります。桂坂のてっぺんにある「日文研」に併設されているレストランのシェフは、南極越冬隊に二度も随行した方、アンジュの生徒のご主人でもあります。あちこちメデイアで紹介される「赤おに」の『エビフライ』は絶品!予約もせずにいきなりの訪問でしたが、北田さんは我ら三人を特別室に案内してくださって恐縮。到着したときにはもう暗くなっていて、標高も高いですからひんやりとしていましたが、北のガーデンには桜がライトアップされていて、思いがけず「夜桜」にも遭遇でき、幸せな夜となりました。
紅梅弁当
平野神社
日向ミズキ
シャクナゲ
3月から東京と京都の
クラス全員で創ってきた
タペストリーが完成。
3・11追悼の7作目です。
天使と花のモチーフを
繋ぎ合わせています。
175×183cm
ほんの一瞬だけ、束の間の春を存分に味わったつもりでいます。
皆さまはいかがお過ごしでしたか。アンジュではアトリエの藤も半月ほど前倒しで咲始めました。おかげでいつもはGWでレッスンのお休みどきに眺めていた藤とハナミズキを、今年は皆さんにも見ていただけてとてもラッキー。
休眠していた樹木が目覚め、草花も日毎に背丈を伸ばして新緑の季節となりました。アンジュは新学期に入って何かと気ぜわしく、またちょっと掛かりきりになる仕事を抱えていますので、しばらくブログを休みます。気温の乱高下も体力を奪いますから、くれぐれもお体ご自愛ください。See
You! asako 2018・4・21
印月湖
背割り堤の桜
蘆庵二階の丸窓から
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タペストリー 『3・11を想う Ⅶ 万華鏡』 2018 春
朝日新聞・京都版
2018・4・3 ”ソラドリ”から
三宝柑のゼリー
お吸い物には大根の薄切りで
季節の花。梅の次の桜でした。
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