島の中西部に位置する「モハーの断崖」

いつもは霧や雨で全く見えないことが多いそう。
でも5月から一滴も雨がふっていないという異常気象。
おかげでバッチリ眺望できました。

8月16日に五山を焦がす送り火が終わり、例えようのない京都の炎暑も去った気がします。
皆さまこの夏をいかがお過ごしでしょう。秋に障りのないよう、もうひと頑張りですね。

旅のことをゆっくり書く暇もない壮絶な日々を過ごし、ようやく仕事の山も片付きホッとしています。アトリエを秋へと衣替えしながら新しいデザインに取り組めるのも喜びです。

アイルランドは毎日必ず☂が降る・・と言われていたのに、私たちが訪れたときは、「5月から一滴も降っていない」とのことで、おかげで用意した雨具の出番のない爽やかな日々でした。これも世界的な異常気象の一つだったのですね。

数奇な歴史に彩られながらアメリカへ祖先が移住した家系の中からケネディやレーガンなど7名の大統領を輩出し、偉大な文学者や詩人が言葉を紡いだ国です。修道院も多く、聖者と学者の島と言われるそうです。
北アイルランドとの宗教戦争もありましたが、今や世界中からの観光客が集い、自然が豊かでかわいい国でした。、

旅は私にとってエネルギーの源です。またいつかどこかへ旅できるよう、体を整え訪れる国々の知識も蓄えておきたいと思います。

残暑の毎日、暑さ負けにならぬよう過ごしましょう。どうぞお元気で。

2018/8/20

約1時間で工場のあるロッキャロン村に到着。先ずはショップ兼ビジターセンタ-で無数のタータンに囲まれ期待感が膨らみ、お買い物タイムが楽しみです。工場を案内してくれるジョンさんに先導されて糸染めの段階から、コーン巻された糸を巻き上げるマシンを経て、いよいよ織機を間近に観ます。160cmの幅に3.000本の糸!!信じられない本数です。現在は800種あるというチェックの柄は、王室御用達の門外不出ものから、有名デザイナーのオリジナルものや、ピーターラビットなどキャラクターものもあり目移りしそうな迫力です。伊勢丹のお馴染みタータンももちろん!!

一室にはいると、一人の婦人がライトテーブル(下からライトが当たる)に向かって糸むらなどのチェックをされています。許可の出た後に見つかった傷は、その担当者が細かい目を一本づつ潜らせてお直しをするというのですから、気の遠くなりそうな作業。真剣なまなざしは、やり直しのないように細心の注意を必要とするのでしょう。
男性のキルトを実際に手に取らせてもらったら、すべて手仕事で、想像以上にひだの奥行が深いもので、とても重量がありました。さて工場見学を終えてショップへ。マフラーや小ものなど様々なタータンに囲まれて興奮せざるを得ません。私はちょっと考えているフードつきのコートを仕立てるために5Mが必要なので、分厚い見本帳から選びます。ジョンさんが工場から切り出してきてくれました。念願のひとつが叶います。皆さんもそれぞれゲットして、ショップ内のカフェでランチタイム。お昼はどこでもその日おススメのスープを頼めばパンも付いてくるので、量も充分で間違いがありません。

AVOCA 1723年創業の世界一古い織物工場

ショップとカフエレストランがあり、
午後のひとときを楽しく過ごします

ガリバー旅行記のジョナサン・スイフトなどトリニテイx-縁の人々の胸像

ラヴェンダーとジキタリス

再びツイード川に沿ってピープルズ村を通り、ロスリン教会へ。ここは歴史的にも貴重な教会ですが、映画「ダビンチ・コード」のロケ場所となったことでも有名です。添乗員U氏たっての希望で寄りましたが、見ごたえのあるものでした。

エジンバラとアイルランド一周の旅

二つの川の出合う
ミーテイングウオーター

その畔でコカリナのコンサート
I さんはヘルシンキのフイスカルス村でも
演奏されました。

今回は「庭の千草」などを・・・

カラフルなペインテイングの家々

明るい夕刻にキンセール着 

ホテルは街から車で20分ほどの丘の裏側にある入り江に面した
お洒落なリゾートホテル

エジンバラを早朝出発


   

ロスリン教会にて

アイルランドで一番かわいい街「アデア」

鉱物。植物・貝などで彩色したケルズの書

市内へ戻り16時に予約してある「エジンバラ城」に登ってフォース湾を見下ろし、砲台のある見晴らし台からは眼下のプリンセス・ストリート・ガーデンや大きなウエィバリー駅も望めます。城内にある最古の小さな教会や国王の生まれた部屋などミュージアムも見学し、ここでいったん解散。ゆったり組は、その昔に弾薬や様々な倉庫だったレンガ造りのカフェで休憩。その後お城から一直線に伸びるロイヤルマイルという石畳の坂道を下りながら散策します。17世紀に建てられた古色蒼然とした建物も残り、細長い小道が左右に迷路のように張り巡らされたた城下町。世界中から集まって来た観光客で大賑わいです。

ビジターセンターのロビー

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グレンダーロックの木陰で演奏するイーレさん

もとめてきたCDをアトリエで聴いている

ロビーで外気の温度 爽やか!!!

ダブリンで最終日に宿泊したゴルフ場を持つホテル
ヨーロッパで一番の部屋数を持つ
おかげで移動が大変!

this is scotland

エジンバラ城から眼下にプリンセス公園と
その右手にウェイバリー駅、
そのむこうに広がるフオース湾

不思議の国のアリス柄ポット ダブリン市内にて

ダブリン トリニテイーカレッジの図書室

6月26日(火)、梅雨のど真ん中を逃げ切るように飛び立ったKL868便は9:30定刻に関空をテイクオフ。日本海上空からロシアに入り西へ飛び続けます。11時間30分でアムステルダム・スキポール空港にランディング。
昨年のツアーもアムス経由でしたから、ロビーで見上げる時計も懐かしい。文字盤の中でまるでお掃除するひとがいるような動画に再会!

デイナーはお約束のロブスター
レストランのオーナーが釣って来たばかり!
地ビールも美味しい!

6月30日(土)

モハーから北へ1時間のゴールウエー
スペインとの貿易港の名残が・・・

ギネスビール工場見学
7Fのラウンジで市内を眺めながら出来立ての黒ビール‥美味しい!!

160cmに3000本の糸

アヴォカの昼下がり

南の港町キンセール

茅ぶき屋根の家々

モハーから西北にアランセーターのアラン諸島がある
ゴールウェ-から船や飛行機で・・・

ゴールウエーの街で
可愛い羊たち

7月1日(日
ゴールウエー  川でサーモンを釣るおじいさん

ご挨拶はまた後日、取り急ぎ失礼お許しください。 asako 2018.8.10

自宅の玄関ホールです。 アプローチに咲いていた
名も知らぬブルーの花をガラスの器に活けました。
ブルーベリーも毎朝庭に出るたび摘み取っています。
レモンの実が日に日に大きくなり、風船カズラが風に揺れ、
底紅ムクゲも咲き始めています。

夜半には虫の声も聞こえてきました。このまま秋になりますように。

司馬遼太郎著「愛蘭土紀行」でおススメだったグレンダーロック
石造りの修道院が残る

再集合してデイナーのシーフードレストランへ。きれいなカーブを描くビクトリア・ロードの下にある広場に面しています。スコットランド人のご主人とエジンバラより西のグラスゴーに暮らしているマナミさんのチョイスは大当たり!
ワインで乾杯してとっても美味しいデイナーとなりました。
27日(水)、長い橋を渡って、いよいよエジンバラの市内へ。街はずれの公園脇でガイドのマナミさんをピックアップして、市内を通り抜けながら南へ向かいます。目的地はROCCYARON(ロッキャロン)というタータンの織物工場。青空の広がる好天気!なだらかな丘や放牧されている羊たちを眺め、ツイード川に沿ってバスは走ります。今回の参加者は私を含めて15名。添乗員は(株)日通旅行のU氏。初めての方も3名いて、アンジュのツアーが始まりました。
28日(木)、早朝にホテルを出発し、8:25発EL3551便でアイルランドのダブリンへ。バイキングに攻められたり、やせた土地でようやく収穫するじゃがいもに病気がはびこり、ヨーロッパやアメリカに移住をせざるを得なかった小さな島国の首都に9:50着。ここから7月2日に帰国の途に着くまで、島をひと巡りする4泊5日を過ごしたので、山のようなドラマチックなお話し満載なのですが、いつものように書いていたら日が暮れそうなので、今回は写真の説明でお許しください。

ゴールウエーからダブリンへ東に向かう途中
ランチで寄り道したアスローン


REE湖では夏休みの子どもたちが
水辺のアクティビティーで楽しそう

アザミはスコットランドの国

右にカーブしながら坂を上がっていく
ビクトリア・ロード

800種の中から・・

同じ色に見えるけれど
微妙に異なるコーン巻の糸

スコットランドは羊の群れが風景の一部

スキポール空港近くを下降中

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アムスで乗り継ぎ、スコットランドのエジンバラへ。さすがにヨーロッパはどこの国も身近で、KL1280便はイングランド上空を飛んでいたと思ったら、いつの間にかスコットランドに入り1時間半で17時到着。日本時間では真夜中を過ぎているというのに、まだ夕刻で、しかも白夜の時期ですから太陽の高いこと。
予想とは違ってエジンバラ市内から反対方向へリムジンバスは向かい、フォース湾をまたぐ美しく長い橋を渡ります。途中スーパーマーケットに寄ってもらい、各自必要なものを求め、レジで初めてポンドのコインに出会います。この辺りはクイーンズ・フェリーと呼ばれ、歴史の中で追放されていたスコットランドの女王さまが戻られ、エジンバラへ舟で向かった地とのこと。ホテルが遠く離れて問題ありと思われていたけれど、由緒ある場所であり、またヒルトン系のホテルは新しく美しく、高台にありロケーションの良さに結果は〇でした。

この夏一番のスイーツ

亀屋良長の「うば玉氷」

醒ヶ井の井戸水が添えられて・・・

ジョンさんとガイドのマナミさ

ロイヤルマイルでパフォーマンス
キルトを身に付けバグパイプで演奏

6月29日(金)

イングランドからスコットランドへ